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GIMHAE NATIONAL MUSEUM
現在の展示
ヒッタイトは紀元前17世紀から紀元前12世紀にかけて、アナトリアとシリア北部の大部分を支配していた大帝国です。しかし、エジプトやメソポタミアに比べ、その名はあまり知られていません。 エジプトの「王家の谷」や、メソポタミアの「ウルの王墓」のような壮麗な文化遺産がないためと考えられます。謎に包まれた古代文明だったヒッタイトは、19世紀に粘土板...
過去の 展示
世界遺産(World Heritage)とは、「顕著な普遍的価値を有する人類共通の遺産」のことです。世界遺産に登録された百済歴史遺跡地区は、百済の首都だった公州・扶餘・益山の8つの遺跡からなっています。これらの遺跡には百済の人々が活発に活動した時期の都市計画の原則や建築技術、芸術、宗教が映し出され、百済の文化水準の高さを物語っています。 一方、加耶古墳...
「加耶古墳群」*のユネスコ世界遺産登録を記念して特別展「加耶Webtoon遊び場」を開催します。 国立金海博物館は2018年から毎年、加耶の文化遺産と博物館を題材に加耶Webtoon公募展を開催しています。同展の受賞作はどれも、作家の想像力と創造力、才能を発揮して加耶の文化遺産をWebtoonに落とし込んだ作品ばかりです。 やや堅苦しいイメージがある加...
国立金海博物館は2018年から毎年、加耶Webtoon公募展を開催しています。同展は、若い世代にとって退屈で堅苦しいイメージがある加耶の歴史と文化をテーマに、楽しくて親しみやすいコンテンツを開発する機会になったと評価されています。 加耶古墳群のユネスコ世界遺産登録*を記念して開催する特別展「加耶Webtoon in 金海空港」は、古墳群を含む文化財を題材...
千年以上前、荒波をかき分けて海に出た人々がいました。 洛東江下流の三角州一帯、旧金海湾を拠点として、船に乗って東西南北へ向かった人々。「伽耶」と呼ばれる国を建て、発展させていった人々についてお話ししたいと思います。 当時洛東江流域で取引された「鉄」は、東アジアの代表的な人気商品でした。規格化された大きさと形をもつ「鉄鋌」を積んだ伽...
国立清州博物館は国立金海博物館、サムスン文化財団Leeum美術館と共同で、特別展「冶金:偉大なる知恵」を開催します。冶金とは、火を利用して金属を扱うすべての過程と、そのための技術のことを指します。人類の歴史に金属が登場したことで人々の暮らしは大きく様変わりし、人々は金属によってさまざまな社会変化をもたらしました。そして、そこに知恵と感...
広大な金海平野を眺めながら;海に生きた加耶人の物語 加耶の王都·金海には、韓国で指折りの広い平野が広がっています。しかし、広々とした田んぼ、ビニールハウス、葦原、そして滑走路が伸びているこの地は海でした。ここを生活の場としていた加耶人たちは、船を作り、海に向ったのです。海は加耶人に多くの食べ物を提供しただけでなく、海を繋ぐ船路...
馬はスピードが速く強靭な家畜で、人類と共に長い歴史を歩んできました。優れた機動力をもって交通・通信手段として有効に活用されることで、人類の活動領域の拡大と社会の成長に大いに貢献しました。韓国では古代国家の形成期より馬が国力を測る尺度としてみなされるほど大切に扱われました。中でも伽耶の人々が馬の扱いに長けていたという記録があり、さら...
私たちは「過去-現在-未来」といったように単線的に考えがちです。 このような単純な思考から抜け出して、新しい切り口で世界を眺めてみるのはいかがでしょうか? 国立中央博物館とフィンランド国立博物館が一緒に企画した今回の特別展は、これまで10 000年に渡ってフィンランド地域で目まぐるしく発展したものと文化、技術を新たな観点から紹介する展示です。...
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